採用戦略・人材育成メルマガ 2021年6月号
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ Recruiting journal [ THINK ] vol.003 発行者:株式会社フェアブレーン https://www.fair-brain.co.jp/ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ フェアブレーンの安田でございます。 5月からクロージングの動きが出てきていた中、6月に入って 以外なお客様から辞退抑制に対する相談が増えました。 内定辞退が例年の倍ほどに増加し、囲い込みを強化しないと いけないというお話が・・・。 2023年度採用も始まってきているところではありますが、 今回は改めて内定辞退について考えていきたいと思います。 通勤の合間にでも目を通していただけますと嬉しいです。 ▼資料ダウンロード Recruiting journal THINK 6月号 https://fair-brain.co.jp/download/rj_think_202106.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ラインナップ】 #01 【Pickup TREND】 進路決定率と内定辞退率 #02 【さいようのはなし】 いつの時代も変わらない、不安と期待 #03 【fair brain NEWS】 7月末には新企画ローンチ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Pickup TREND】 進路決定率と内定辞退率 リクルート社の調べでは6月1日の時点での内定率は68.5%と 約7割に近い学生が内定を得ているという数値になっています。 また、それと合わせて進路決定率と内定辞退率も出ています。 内定率:68.5%(2020年度採用同時期数値:70.3%) 進路決定率:49.9%(2020年度採用同時期数値:50.7%) 内定辞退率:48.4%(2020年度採用同時期数値:43.6%) 10人に7人は内定を複数社持ち、そのうち4名が承諾している という数値になっています。 ただ、反対に残りの3人は就活を継続しているということになり、 全体では内定を持っていない学生も含めると10人に6人が 就活を継続しているということになります。 そん中で辞退率が高まっているというところを合わせて 考えますと、学生が2社以上に内定をもらい、本命の企業に 絞ったうえで検討を進めているということが考えられます。 このことから、今の意思決定をする時期、フォローをする中で まずは検討の土俵に残るという視点からフォローを考える ことも大切になってくるのではないでしょうか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【さいようのはなし】 いつの時代も変わらない、不安と期待 コロナ禍で採用環境は大きく変わったと感じています。 まさかオンライン説明会、まさかWEB面接・・・ もちろんオンライン就活が学生に与えている影響は 大きなものだと思います。 しかし、オンラインであってもそうでなくでも この時期は学生にとって将来を考え自己決定する時期であり、 迷い、悩む時期です。 もちろん、意思決定した後も不安はつきものです。 学生の持つ不安は大きく3つにカテゴライズされると考えています。 【1】就活に対する不安 本当にこの企業で良いのか・・・ ほかも受けた方がいいのではないか・・・ これで終了していいのか・・・ 特に内定出しのころに持たれる不安感です。この不安は 人事担当とのコミュニケーションをしっかりととることが 大切なポイントです。 【2】同期に対する不安 どんな方がいるんだろう? 仲良くなれるかな? 意思決定した後に持つ不安感です。そのために懇親会や内定者の 顔合わせをされる企業も多くおられます。 ここで大切なことは、同期ではありますがまだ【他人】である ということです。そのため、初期導入としてアイスブレイクや チームビルディングを意識したコンテンツは必要です。 【3】スキルに対する不安 周りの同期はなんだかデキる人ばかりだ! 今の自分のスキルで大丈夫なのか? 同期とコミュニケーションをとると【比較】が生まれます。 それにより、入社までに何か準備をした方が良いことはないか、 という思考になります。 特に内定式がある10月以降にそのような傾向があり、 教育の視点も内定者フォローにおいては不安払しょくに つながる大切なコンテンツです。 もちろん、オンラインになったことによる別の不安もありますが、 この3つのカテゴリの不安はどの時代でも起こる不安だと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【fair brain NEWS】 7月末には新企画ローンチ! フェアブレーンの強みの1つは内定者フォローの企画設計。 今も内定者フォローについてのセミナーを開催しながら、 コロナ禍、アフターコロナ&ウィズコロナの環境において、 オンライン化に伴い、どのような変化が生じているのか、 その中で内定者フォローの中でどのようなものが必要なのか、 様々な角度から考え、コミュニケーションデザインを進めています。 また、セミナーでお伝えできるようにしたいと考えていますので 是非その際はご参加いただけますと嬉しいです! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後までご覧くださり、ありがとうございました。 少しでも採用の参考になれば嬉しいです。 変化が激しい中、変わらないものは変わらない。 大切な本質を見極めながら丁寧な採用を進めていく お役に、少しでも立てれば嬉しく思います。